経営学部では、大学での学びの基礎となる「協働とコミュニケーション」の作法について学ぶことを目的とし、初年次教育として「成蹊基礎演習」の授業を開講しています。 後期の授業である「成蹊基礎演習2」では、前期で学んだ「協働学修の作法」や「自己理解?他者理解」についてグループワーク形式で実践し、知識を深めるとともに、 ソーシャルタッチポイントとして学外講師をお招きし多様なキャリアや人生について学ぶことで自己の教育への思いを育て、将来のビジョンを明確にすることをめざしています。

2024年10月16日（水）には経営学科（経営コース?公共政策コース?食ビジネスコース）の１年生を対象に、大阪商工会議所経営情報センターの古川佳和次長にお越しいただき、特別講義を実施しました。

商工会議所による販路拡大支援事業である「ザ?ビジネスモール」に長く携わった古川氏から、まず商工会議所の役割である地域活性化及び中小企業の支援の取り組みについてお話しいただきました。また近年社会問題ともなっている中小企業のサイバー攻撃対策事業についてお話しいただき、何故、その事業を実施するのか、社会貢献の視点から商工会議所が取り組む意義を教えていただきました。そして、様々な取り組みの根底には「出会いの大切さ」の重要性を教えていただきました。

▲特別講義の様子

【受講した学生のコメント】
　?大阪商工会議所についてもっと知りたいと思いました
　?もっと人と人との繋がりや関わりを大切にして色々な人の知識や情報などをどんどん広げていきたいと思いました

経営学部では「ヒト?モノ?カネ?情報」の基本とそれら経営資源の関連性を学び、企業?組織が抱える課題を解決し、成果をあげるために必要な経営の理論と実践を学びます。将来、自分が活躍したい分野として、「企業経営」「公共経営」「食ビジネス」「スポーツビジネス」の各分野から選択し、学科?コースに分かれて経営の学びを深めます。経営において何より大切なのは、「人々と協働しながら、新しい価値を生み出す」ところにあります。本学部では専門的な「強み」を持ち、新しい価値の創造、課題解決を実践し、成果をあげることのできる人材を育成します。