OSAKA SEIKEI TOPICS
2023.05.30
お知らせ
経営学部
経営学部 スポーツマネジメント学科の菅 文彦教授のゼミでは、地域スポーツクラブの経営について研究をしています。今回、2023年5月27日?28日の2日間で愛媛県今治市を訪問し、地元JリーグクラブのFC今治と連携した「スタジアム観戦者アンケート調査」、及び「しまなみ海道?今治市内フィールドワーク」を実施しました。
今回は今治里山スタジアムで実施した「スタジアム観戦者アンケート調査」の様子をご紹介します。
▲FC今治を運営する株式会社今治.夢スポーツ 代表取締役会長の岡田 武史氏と一緒に
【5月27日】
■FC今治 今治里山スタジアム見学?事前準備
<今治里山スタジアムについてはこちら>
▲今年1月に竣工した今治里山スタジアム
翌日のスタジアム観戦者アンケートに向けてFC今治のスタッフの阿部 珠恵氏にスタジアムを案内いただきました。スタジアム建設への想いや今治里山スタジアム独自の取り組み、今後の展望についてお話を伺い、学生たちも熱心に質問をしていました。
▲ケーブルドラムを再利用した手作りのテーブル。FC今治カラーに装飾されたものもあり、試合当日は友人同士や家族連れが利用し、賑わっていた。
▲スタジアムを1周し今治里山スタジアムの特徴について学修
【5月28日】
■明治安田生命J3リーグ第11節 FC今治vsガイナーレ鳥取 スタジアム観戦アンケート調査
今回のスタジアム観戦者アンケート調査は、今治里山スタジアムが竣工して初めての実施となりました。今回のアンケート調査を通して、今後クラブと地域の方々が一緒になって作りあげていく今治里山スタジアムへの、貴重な情報を収集する役割を担うことができました。ご協力いただきました皆様、誠にありがとうございました。
▲当日の様子
学生たちも、地元の観戦者との交流を通して生の声を聞くことができ、地域に根付いたクラブであることを実感していました。
また、今回は今後の卒業論文?卒業研究に向けて各々が事前に調査テーマを準備。試合開始までに自身のテーマについての現地調査も行いました。
▲事前に準備していたテーマについて調査する学生の様子
【学生の感想】
「今回のスタジアム観戦者アンケート調査を通して、今治の方々の温かさを感じました。快く回答いただき、地域に愛されているクラブであると実感したので、これから回答の集計?分析もがんばります」
「自身のテーマについてもしっかりと調査することができました。特に今治里山スタジアムはサッカースタジアムだけでなく、複合スポーツ施設であることを実感しました。観戦に来ている方だけでなく、様々な方がスタジアムグルメを利用していたことが印象的でした」
「事前にスタジアムの座席と料金の区分を調べ、どのような年齢層の方が座られているか想像していました。現地調査を通して実態を知ることができ、今後他のスタジアムとも比較しながら、今治里山スタジアムの特徴を考えていきたいです」
試合も見事FC今治が3-0で勝利!実体験を通して今治里山スタジアムの特徴や魅力を学修できた、貴重な2日間となりました。
▲試合前に座席に座りピッチとの距離の近さを体感
▲アンケート回収時の様子
▲計547件のアンケート回答となりました。ご協力誠にありがとうございました。
大阪成蹊大学 経営学部 スポーツマネジメント学科では、学外フィールドワークやインターンシップに加え、国内外の最先端のスポーツビジネス現場での調査研究を通じて、スポーツ産業をはじめ組織が抱える多様な課題の解決に貢献できる人材を育成します。